樹脂サッシのメリット、デメリット
こんにちは、豊かな暮らしの案内人、ジェームス福谷です。
STAY HOMEで体重が・・・
体重計に乗るのが怖いです^^;
さて、今日は住宅の窓についてです。
住宅の窓を考える時に皆さんが気にされるのが、1枚ガラスか、ペアガラスか
(最近では3枚ガラスも)を比較することはあると思いますが、意外と比較
しないのが、窓枠の種類についてです。
窓枠は主にアルミサッシ、樹脂サッシ、木製サッシの3種類があります。
それぞれメリット、デメリットはありますが、ブルースホーム小倉では
樹脂サッシを採用しています。
住宅の断熱性能を比較する時に断熱材を比較すると思いますが、
いくら住宅の断熱材を良くしても、窓の断熱性能が低いと、家全体の
断熱性能がかなり落ちてしまいます。
冬の窓からの熱損失は50%以上、夏の窓からの熱損失は70%以上と
言われているので、窓の断熱性能は大切です。
アルミ、樹脂、木製の中で断熱性能が高いのが、樹脂と木製サッシです。
樹脂と木の熱伝導率はアルミサッシの1000分の1なので、熱を通しにくい素材です。
熱を通しにくい分、断熱性能が高く、窓枠の結露がしにくくなります。
また樹脂サッシは気密性が高いので、熱の損失を減らしてくれるのに加え、
防音性のかなり高いです。
日本での樹脂サッシの普及率は20%程度(北海道では80%以上)ありますが、
九州ではまだ一桁%だと思います。
世界で見てみるとお隣の韓国では樹脂サッシが8割、北米、欧米でも65%以上
普及しています。
ここまで聞いていると樹脂サッシが良いよね!となると思いますが、デメリットも
あります。
1つ目は価格。
樹脂サッシは木製、アルミサッシに比べて値段が高いです。
アルミサッシを標準にしているハウスメーカーに樹脂サッシに変更をお願いすると
オプションで追加になると思います。
2つ目は強度。
アルミサッシに比べると樹脂は強度が低いため、窓枠が太く、厚みがあります。
その分窓自体が結構重いです。
また、アルミサッシだと窓枠が細くシャープな窓がありますが、樹脂サッシは窓枠が
結構太くて、デザインも変わってきます。
まとめると樹脂サッシは断熱、気密性能が高いのがメリットで、価格が高く、
重いのがデメリットと言った所でしょうか(^ ^)
福岡では樹脂サッシを採用しているメーカーは少ないですが、是非窓の性能も
比較して見てください(^ ^)