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屋久島地杉加工センター視察

こんにちは、豊かな暮らしの案内人、ジェームス福谷です。

大雨でニュースにもなっていますが、実は土曜日まで屋久島に行っていました。

金曜の夜に翌日は大雨になる予想でしたので、朝一の船便に変更して、

条件付き運行でしたが、無事に帰る事が出来ました。

土砂崩れなどあったようですが、人への被害はそれほど無かったようなので、

良かったです。

さて、今回屋久島へ行ったのは、デザイニングリフォーム福岡の総会旅行で、

屋久島で地杉の加工を行っているチャネルオリジナルさんの加工センターの

視察や、地杉を使った建物を見学させていただくのが目的でした。

朝一に出発、新幹線、高速船に乗ってお昼過ぎに屋久島へ到着。

さっそく地杉の加工センターを見学させていただきました。


山で伐採した丸太を集めて乾燥させます。

丸太が積み上げられると映えますね~(^^)



ある程度乾燥したら、丸太を角材や床材の大きさにカットしていきます。

丸太をカットする工程は迫力があります。



今回はウッドデッキ用に加工されていました。



屋久島地杉は油分が多く、一般的な杉よりも強度が高く、防蟻、防アリの効果が

高いそうです。

耐久性、対候性に優れているので、デッキ材として良く使われているそう。

加工センターを見学した後は、屋久島地杉をふんだんに使った屋久島町庁舎を見学。

ちょうど完成したばかりで、杉の香りが爽やかな素敵な庁舎でした。




ついでに最近できた屋久島地杉を使ったバス停も見学しました。

インスタ映えを意識しているのか、若い方が写真を撮りに来てました。




屋久杉は昔は高級品として流通していましたが、今は屋久杉の伐採は禁止されて

いるそうです。(樹齢1000年以上の杉を屋久杉と呼ぶそうです。)

屋久島の地杉は輸送費などの問題で、それほど流通していなくて、屋久島の林業は

衰退しているのが現状です。

そんな中、屋久島の地杉の特徴を活かした製品を作って流通させて、屋久島の林業の

自立をめざしているのが今回視察した加工センターの取り組みです。

実際に強度の高さや、ダニの繁殖を防ぐ効果、防蟻効果もあるようですので、

ウッドデッキや床材として使ってみようと思います。

屋久島地杉を使っているなんて、なんだか良いですよね(^^)

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