眺めの良さを活かした家
雑誌掲載 動画あり

眺めの良さを活かした家
北九州市門司区 S邸
商品名 | アート&クラフトDECO |
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構造・工法 | 2×4 |
竣工年月 | 2016年3月 |
敷地面積 | 294.51㎡(89.08坪) |
延床面積 | 154.29㎡(46.67坪) |
雑誌掲載
アンティーク家具のための空間
アンティークが好きで、気づけばたくさんの家具や雑貨に囲まれていたというSさん。仕事もひと段落した時、ゆったりした場所でのんびり暮らしたいと考えていた。家づくりは初めてではなかったので、建てるなら今までの不便も解消して、さらにアンティーク家具が持つ、時を経てもなお色あせない造形美や素材の質感を活かした家にしようと思っていたのだとか。家具はもちろん、食器や小物など多くのアンティークに触れ、目利きも優れているSさんならではの発想でデザインされた住空間はとても洗練されている。毎日出入りする玄関は、大好きだというサーキュラー階段が目に飛び込んでくる印象的な吹き抜け空間。1800年代のアンティークガラスに合わせてつくったというリビングドアを通して入る光も幻想的でお気に入りなのだとか。
リビングに入ると、目の前に広がる景色にまた驚かされる。「窓は額縁」というSさんの住まいは、遠くに海を望む眺めのいい場所。その景色だけを切り取るようにテラスや庭壁を調整し、リビングに並ぶアンティークの名品になじむ美しく心温まる風景に仕上げている。